On【Cloudflow(クラウドフロー)】を購入しました。
新型(第3世代)On【Cloudflow(クラウドフロー)】です(^^)/
購入動機は、ウルトラマラソン練習帳という本の著者『岩本能史』氏のシューズは何だろう?という疑問からでした。
ほとんどのシューズがアシックスののWATARU。
厳しい目でOn【Cloudflow(クラウドフロー)】のレビューをしていきますので読者の、あなたの参考になれば嬉しいです(^^)/
Onの購入までの動機など、かなり熱く語ってますので、あなたの用途を目次から選んで好きな所から読んで下さい(^^)/
『On』の簡単説明
『On』というシューズブランドは、「ランニングの世界を変える」という大きな目標を持ち、2010年1月スイス北部チューリヒで創設。
数多く幅広いアスリートも使用し優秀な成績を残し、現在では多様なシューズはもちろん、アパレル・アクセサリーも販売しいます。
購入動機
冒頭でも述べましたが、購入動機は『岩本能史』氏のシューズは何?から興味本位からでした。
ウルトラマラソン練習帳の本書では、薄底シューズを推奨されています。
しかし、ウルトラマラソン練習帳が出版されたのが2017年とかなり前の話です。
『岩本能史』氏も自身のブログの中 2018/8/21 の記事に【15年目の補足(薄底シューズ論)】として『厚底シューズもアリ』という内容。
厚底もアリと言う岩本能史氏は何のシューズを履いている??
調べると『On』に辿り着き興味が湧いてきました。
興味が湧くと同時に、アシックスのシューズがメインのWATARU。
正直このシューズ大丈夫なのかな?と疑問や疑いを持つ自分もいるのは確か。
更に調べていくとOnのシューズ(CloudX)でバッドウォーター135で優勝し結果を出されている石川佳彦氏の記事を見て益々、魅力に取りつかれOnのシューズの疑いの目から履いてみたいに変化!!
Onを購入にあたっての経緯は下記のブログでも書いています(^^)/
Onのシューズ何を選ぶ?
Onにとても興味を持ち、履いてみたいとなり、ウルトラマラソンに使える『On』のシューズは何かという点にぶつかりました。
初めての『On』シューズ選び!
下記の3種類のシューズで悩みました。
- On CloudX
- On Cloudboom Echo
- On Cloudflow
On CloudX
石川佳彦氏は、世界大会3冠達成の際はCloudXを使用。
HPでの使用用途は下記の画像の通りです。
これを見る限りでは、日々の軽いトレーニングに使用するタイプかと想像できます。
世界大会で優勝シューズのCloudXの使用用途は、インドアやトレーニングになっています。
CloudboomEcho
ウルトラマラソン練習帳の著者、岩本能史氏の今現在のシューズはCloudboomEcho。
初めての『on』でこのシューズは、高価ですし敷居が高い気がします。
購入する勇気は…(^^;)
On Cloudflow
Onを調べるとウルトラランナーが履いているOn【Cloudflow(クラウドフロー)】がありました。
Cloudflowの使用用途は、ショート・ミドル・ロングに対応となっています。
Cloudflowは、YouTubeでもウルトラランナーの方が紹介されているのでウルトラマラソンで使用できる事は確定。
調べてみると『ウルトラランナーみゃこ』さんや『上山光広』さんがCloudflowをYouTube動画でも紹介されていました!!
石川佳彦氏が3冠達成したCloudXか?
使用用途や、ウルトラランナーの方々が履いているCloudflowか??
CloudX
Cloudflow
価格も16830円も同じ…
ますます選び難い(^^;)
決断!!
初めての『On』のシューズは
Cloudflow!!に決めました(^^)/
だいぶ前振りが長くなりましたね(^^;)
Cloudflowの使用用途
- ウルトラマラソンレース
- トレーニング
- ビルドアップ
- ペース走
- ジョグ
初めてのOnのシューズ
Cloudflowは、とにかくいろんな事に使い試してみたいです!
On Cloudflowの全貌
On Cloudflow箱
On Cloudflow 側面
購入したカラーはRust×Eclipse(ラスト×イクリプス)
とても綺麗な色相です。
On Cloudflowは男女とも4色展開されていています。
カラー詳細(男性)
・Black×Asphalt(黒)
・Alloy×Magnet(グレー)
・Rust×Eclipse(赤)
・Lake×Flare(青)
※格好の色は簡単表現全種ツートンカラー
カラー詳細(女性)
・Rock×Rose(黒)
・Marina×Whit(青)
・Mulberry×Mineral(薄紫)
・Rust×White(赤)
※格好の色は簡単表現全種ツートンカラー
On Cloudflow 小さなオシャレポイント♪
上記のシューズ側面で気づいた方もいたらオシャレ人!!
ハメト部分がOnのマークに!!
さすがスイス生まれヨーロッパの小さなオシャレを感じます♪
On Cloudflow アッパー
新型(第3世代)On Cloudflowは、軽量メッシュアッパー。
見た目もスッキリし継ぎ目がないので履き心地も向上。
スタイリッシュなだけではなく、再生ポリエステルを70%使用し環境にも配慮しているそうです。
触り心地は、柔らかくてとても薄く外側がメッシュの二重構造になっています。
On Cloudflow インナーソール
インナーソールは取り外し可能。
下記画像が取り外した様子。
インナーソールは踵(かかと)側が若干厚め。
3枚の素材で形成されています。
On Cloudflow アウターソール
アウターソールはOnの特許技術のCloudTec搭載。
ソフトな着地と爆発的な蹴り出し、クッション性と衝撃保護を一切妥協せず、まさに雲の上を走っているような感覚を実現したシューズ。
※On様HPより
とても独特で複数のブロックに別れています。
各ブロックで様々なアウターソールの模様になっているのがよく分かります。
グリップ面でいろいろ工夫がされています。
踵(かかと)側もカラーも黒に変わり、小さくCloud(雲)もあり、ココにも小さなオシャレが!?
On Cloudflow タン(ベロ)
タン(ベロ)部分は、薄いタイプですが少し中に行くに連れて肉厚になっています。
足の甲の辺りはクッション性の素材を使用。
WATARUは、長い距離を走ると足の甲が紐で足が痛くなる事があるので軽減出来そう。
タン(ベロ)部分は一体ですが、ストンと下に落ちる構造になっています。
On Cloudflow タン(ベロ)
紐は、平べったいタイプです。
紐にも小さなオシャレ♪
PUT ME【翻訳:私を入れて】
細かい気遣いもあります。
紐が長い場合も収縮性ストラップ(専用のゴム)がつき紐をしっかり動かない様にサポート出来ます。
素晴らしい!!
Cloudflowの重さ
HPでは重さ238gと明記されています。
実際のシューズを計測すると画像の通りの結果。
計測シューズサイズ26.5㎝
右足254g
左足253g
サイズによっても異なると思いますが15~16gの差がありました。
Cloudflowのサイズ感
WATARUのシューズのサイズは26.5㎝。
ターサージール4・5・6×(3足)、ターサーエッジワイド、ズームフライ3、アディゼロボストン9、マジックスピードワイド、メタスピードスカイ全て26.5㎝です。
サイズ感は、初めはやや大きいのかな?というイメージでした。
しかし紐をしっかり絞めると、バッチリホールドされ、このサイズでちょうど良かったです(^^)v
足が幅広の方でも、ワイドサイズもありますが、今現在は、黒一色のみの販売です。
幅広の方にも各色の展開があれば嬉しいですね(^^)
Cloudflow使用感想
履き下ろしビルドアップ走3/16
履き下ろしは、ビルドアップ走で使用。
履いての最初のイメージは、少し大きく感じ、踵(かかと)が柔らかいという印象。
いつもターサー(190g)で走っているので、On Cloudflow(254g)は特別軽いという事はありませんでした。
アップジョグで、少し大きいかな?と感じていた事も、紐を絞め直すことで解決し、サイズかも丁度良かったです。
紐の結び方は、ループ結び。
この結び方で結ぶと、踵(かかと)は浮きません。
しっかり足を包み込んでくれています。
ループ結びは、足首と甲の部分に痛みが出たので3/23以降やめにしました。
アップ時では、少し分厚く感じていたCloudflowでしたが、ビルドアップ走では薄く感じりビックリしました。
強く蹴る事で、下の画像の半円軽が潰れる事で、薄く感じました。
マジックスピードと比べると劣りますが反発もしっかりあります!
走ったコースは、ロードと土が半分半分ぐらいのコースで、ロードはしっかり反発を感じますやはり土では力が発揮し難いです。
土での走行は、アシックスのマジックスピード、メタスピードスカイもしかり、どのシューズでもですが(^^;)
15㎞のビルドアップ走で、5㎞毎に、4’35ー4’25ー4’15と上げていき、最後の2㎞はペースアップして使用。
まったく違和感なく走れました(^^)v
WATARUの場合、ウルトラマラソンで使用予定ですが、ペース走やビルドアップ走でも、まったく問題なく履けます!!
とにかく見た目がオシャレ♪
ラン友さんからも『オシャレなシューズだね』と言われ、とても嬉しかったです(^^♪
履き下ろしは、ビルドアップ走で使用しましたが、違和感なく走れた事が一番の収穫でした。
初めから違和感があるシューズは、絶対にウルトラでは使えないです。
その第一関門をしっかり突破し、いろんな事に使用出来そうなCloudflowの履き下ろしでした(^^)/
峠40㎞走※3/19
峠走は、近くの種松山(標高258m)を走りました。
長い距離、峠でCloudflowは、使えるかどうかを実証します。
平均ペースは1㎞/5’37ペース。
下記画像のコースをCloudflow走りました(^^)/
前半は、テンポ良く走れました!
下りでは、適度に反発も感じられ良い感じ。
前日が、雨だったので少し滑る感じがしました。
30㎞ぐらいまで、調子良く走っていましたが、30㎞過ぎた辺りから右足の甲と足首に痛みが出たので痛みが出た方の紐を緩めめ直しました。
その後、その要因はループ結びだと、すぐに判明。
Cloudflowで、ループ結びをすると、足首に近い位置まで紐で締め付けられます。
それに加えて、坂で足首に角度がつくので距離を走って行くにつれ、ストレスと痛みの原因でした。
最後の2㎞の平地のロードではペースも上げれました(^^)/
結局、今回は最後までループ結びで走りましたが、次はループ結びをやめて走ってみます。
峠走40㎞の様子は下記のブログに書いていますので参考にしてくれたら嬉しいです(^^)/
ビルドアップ走※3/23
前回の峠走で、足首と甲が痛くなったので、Cloudflowはウルトラマラソンで使えないかも?という事を視野に入れながらのビルドアップ走。
※あくまでも個人的見解なのでお許し下さい<(_ _)>
今回は、紐の絞め方を変更しました。
ループ結びを
下記の画像に変更
踵(かかと)が浮かないループ結びでしか走っていないので少し踵(かかと)が浮く感じがあったので少々不安。
ビルドアップ走(4’35ペース)をスタートし、すぐの所でやはり、踵(かかと)が浮く感じがするので、止まって締め直し調整。
Cloudflowは、使えないかも…と正直考えました。
※あくまでも個人的見解です(^^;)
Cloudflow使えないかも…と頭をよぎりながらリスタート。
しかし、その予想とは裏腹に、その後は良い感じに走れホッとしました。
正直、Cloudflowは安いシューズではありません。
頑張って欲しいですし、頑張ってもらわなければいけないシューズです。
4’35→4’25→4’15と、良い感じで走らせてくれ、ラスト2㎞は更にペースアップ!
スピードを上げる毎に、気持ち良く反発も感じられます。
踵(かかと)の浮きも感じずスピードもしっかり出せました(^^)/
足首や、足の甲にも痛みが出ず良い感じでビルドアップ走を終える事が出来ました。
一緒に走ってくれたラン友さんが、WATARUが通常履いているアシックスマッジクスピードをループ結びで履いていたので検証してみました。
左側がCloudflow(普通)
右側マッジクスピード(ループ結び)
Cloudflowはループ結びじゃなくても、高い位置に紐が来ているのが分かります。
両方、ループ結びで比べると足首まで紐が来てます。
これが足首や足の甲の痛みに繋がっていたと想像できます。
各々、足の形や特徴があるでしょうが
WATARUの場合、Cloudflowのループ結びはNGでした。
しっかり足にフィットさせて結ぶことで気持ち良く走れました(^^)v
Cloudflowこれからの活躍に期待しましょう(^^)/
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