WATARUです!
「160kmって…本当に走れるの?」
そんな疑問を抱いているウルトラマラソン志望のあなたに朗報です!
今回は、矢倉沢往還160kmを見事完走されたラン友・アトムさん(56歳)に、生の体験談を聞かせていただきました。
ウルトラマラソンに挑戦してみたい方、マイラー(160kmの称号)を目指す方、ぜひ参考にしてみてください!
アトムさんのランナースペック(2025年4月時点)
- 年齢:56歳
- フルマラソンPB:3時間19分55秒(2025年 静岡マラソン)
- ウルトラマラソンPB:10時間42分29秒
- ハーフPB:1時間33分27秒
- 5kmPB:19分33秒
- ウルトラマエストロ達成(柴又100K、四万十川、沖縄100K、サロマ湖の四大会完走)


矢倉沢往還とは?
江戸・赤坂御門をスタートし、関東の霊峰・大山阿夫利神社、矢倉沢宿、足柄路を経て駿河湾・沼津を目指す160kmの旅路。
江戸時代の「大山詣で」の名残を感じる歴史ある古道です。
累積標高は2800m超!しかもロードだけでなく、登山区間もありとまさに総合力が試されるレースです。
完走タイムは26時間11分07秒!
アトムさんの目標は「24時間以内の完走」でしたが、結果は総合12位という素晴らしい成績。
ただ、本人は「登山もあり24時間とは行かなかったな〜」と少し悔しそうでした。
- 距離163.8 km
- 時間26h 11m 12s
- 標高2,840 m
- 平均ペース9’36/km
ちなみに、翌週にはペース走もこなすほど元気!
「フルマラソンの方が筋肉ダメージは大きかった」とのことで、160kmより静岡マラソンのPB更新のほうが身体に堪えたようです。
160kmでの補給は?エイドはどこ?
このレース、最初のエイドはなんと約40km地点!
通常のウルトラと違い、補給タイミングも自分でコントロールが必要です。

レース中に食べたもの
アトムさんの補給内容はこちら
意外にも「たくさん食べてない」印象。
飲み物は多めに摂っていたそうですが、胃にはダメージが残ったようで、ゴール後もあまり食べられなかったそうです。

WATARUの中では、胃袋の強さはピカイチのアトムさんも、160km走ったあとは胃も相当ダメージを受けたんでしょうね。
使用シューズ・装備と充電対策も注目!
アトムさんが履いていたのはHOKAリンコン4(ランニングシューズ)。
一部登山区間があったため滑る場面もあったそうですが、「走れないことはない」とのこと。
また、今回は紙地図+GPXデータでのナビゲーション。
ガーミンウォッチにGPXデータを取り込み、L字型ケーブルで走行中も充電可能な工夫は、長距離ランナーにとって非常に参考になります!


モバイルバッテリーは長いケーブルを使って腕に通して対応とのこと。
工夫が光ります!


睡魔との戦い、そして感動のゴールへ
夜中の3時頃は、特に眠気との戦いがキツかったそう。
それでも一歩ずつ、着実に距離を進め、ついにゴール!
ゴール地点はなんと天然温泉ざぶ〜ん!
「お風呂が最高に嬉しかった〜」とアトムさん。



まさに江戸の風情と現代の癒しが融合した“粋なゴール”ですね!
まとめ|アトムさんの強さは日々の積み重ねと楽しむ心!
アトムさんの強さの秘訣は、日々のトレーニングの継続と、走ることを心から楽しむ気持ち。
チャレンジ精神と行動力もずば抜けています!
「自分もいつかウルトラに出たい」「160kmに挑戦してみたい」そんな思いを抱いた方は、ぜひ今回の体験談をヒントにしてみてください(^^)/
YouTube動画



アトムさんご自身で撮影されたYouTube動画を是非ご覧下さい!
矢倉沢往還の臨場感がとても伝わる動画です(^^)/
ウルトラお役立ちアイテム
以下、アトムさんも使っていたアイテムやウルトラに役立つグッズ!
- HOKA リンコン4
- GPSウォッチ(Garminなど)
- Garmin用L字型USB充電ケーブル
- モバイルバッテリー(軽量タイプ)
- バックパック
- バナナバーム