こんにちは、WATARUです!
ランナーの皆さん、日々ナイスランを重ねていますか?
毎年この時期になると、WATARUの心はソワソワ、そしてメラメラと燃え上がります。そう、私が毎年命を懸けて挑戦している大好きなレース『えびすだいこく100kmマラソン』の季節だからです。
しかし……。
すでにご存知の方も多いと思いますが、今年の『えびすだいこく』はコース設定困難のため、まさかの中止という衝撃のニュースが飛び込んできました。

「マジか……」
崩れ落ちそうになるのを必死でこらえながら、WATARUの脳裏には去年の悔しい記憶が蘇っていました。
実は昨年、WATARUは5回完走というこれまでの実績がありながら、長引く左足首の痛みによって、無念にも50km地点でリタイアを喫していたのです。さらにその後のおかやまマラソンでもリタイア。
何一つ完走できず、本当に苦しみ、もがいた1年でした。
WATARU昨年の様子は
下記ブログに詳しく書いています👇


だからこそ「今年こそは絶対にリベンジしてやる!」と意気込んでいた矢先の中止発表。
ずっと左足首に爆弾を抱えている今の自分。
「もし今年、えびだいが開催されていたら、俺は完走できていたのだろうか? ちゃんと走れていたのだろうか??」
考えても答えは出ません。なら、答えは行動で確かめるしかない!
そう決意したWATARUは、大会が開催されるはずだった日に近い週末、自分でルートを引き、勝手に100kmを走る挑戦を決意しました。
目的地は、広島県の名城「福山城」。
ここを往復する、完全プライベートな100kmウルトラマラニックの幕開けです。
正直、左足首が最後まで持つのか、恐怖や不安はありました。でも、それ以上に「挑戦したい!」と魂が叫ぶ自分を止められなかったのです。



サックッと内容が知りたい方は
YouTube『WATARUちゃんねる』
でご覧ください
頼れる仲間と、いつでもやめられる「生存ルート設計」
公式のレースとは違い、今回は完全なプライベートラン。
エイドステーションもなければ、救護車もいません。すべてが自己責任のワンオペ旅です。
そこでWATARUが最もこだわったのが、「絶対に無理をせず、いつでもエスケープ(リタイア)できる安全なルート設計」です。
往路(行き): まだ足が元気な前半の50kmは、エスケープが難しいけれど景色が最高な「海沿いルート」をチョイス。
復路(帰り): 疲労がピークに達する後半は、万が一足が止まってもすぐに電車に乗れるよう、完全に「山陽本線の線路沿い」を走るルートに。
この「行きはヨイヨイ(絶景)、帰りは安心(線路沿い)」の設計こそ、単独ウルトラマラニックを安全に走りきるための最大のノウハウです。
そして、WATARUのこの無謀(?)な遊びに、なんと最高のラン友たちが「行けるところまで付き合うよ!」と集まってくれました。
児島ウルトラマラソン昨年王者の西谷さん
同レースの女子王者である坂本さん
西谷さんの会社の後輩で、今回ウルトラ初挑戦となる清水さん
まさかの最強メンバーが集結。さらにスタート前には、仕事前のkuroさんがサプライズで応援ランに駆けつけてくれるという、最高のテンションで旅が始まりました!


100kmを戦い抜く!WATARUの厳選ガチ装備
ウルトラマラソンは、走る前の「準備」で勝負の8割が決まります。WATARUが今回、左足首の不安を抱えながら100kmを走り抜くために用意したガチ装備を公開します。
【擦れ・故障対策】
ワセリン: ウルトラでは皮膚の擦れが致命傷になります。鎖骨、股、足の指、足裏、かかとに念入りに。
絆創膏: ウェアと擦れて激痛が走る「乳首対策」に必須!
サポーター: 左足首を守るための「ザムスト(ZAMST)」。
【足元・ウェア】
シューズ: 履き慣れた「アルトラ トーリン8(TORIN 8)」。
インソール: 足裏のアーチを支え、疲労を軽減する「FINE TUNINGインソール」をセット。
ソックス: ドライ感が持続し破れにくい履き慣れた「インナーファクト」。
トップス・ボトムス: インナーはファイントラック、TシャツはFUJITRAIL。パンツとインナーは、擦れ知らずで収納力抜群の「T8(シェルパ ショーツ V2 & コマンドー)」。
キャップ: お気に入りの「マイルストーン(milestone)」。その下には、日焼けと熱中症を防ぐ頭からかぶるタイプの冷感サンシェードを装備。
【バックパック & 補給食】
バックパックは信頼の「サロモン ADV SKIN 12」。500mlのソフトフラスクを忍ばせ、中身は以下を限界まで詰め込みました。
ファーストエイドキット、小銭入れ、ティッシュ、タオル、モバイルバッテリー、塩熱サプリ、カツサプ、ウィンゾーンエナジーハイブリッド。
そして、WATARUの大好物である「おはぎ満足バー」「えいようかん」「おにもち」
正直ジェルは苦手😅
さあ、装備は完璧。
朝日が昇る中、総勢4名での「福山城往復マラニック」がいよいよスタートです!
【往路】絶景の海沿いルート!朝日の高揚感と、忍び寄る「ウルトラの洗礼」
福田公園に集まったのは、WATARUの勝手なチャレンジにガチで付き合ってくれる最高にして最強のラン友たち。
スタートの合図とともに走り出すと、さすがは児島ウルトラ優勝コンビ、西谷さんと坂本さんのペースがとにかく速い!
「おいおい、先は長いぞ〜!」と心の中でツッコミを入れつつ、WATARUは今回ウルトラ初挑戦となる清水さんと一緒に、あえて意図的にペースを落として後ろから進むことにしました。ウルトラは前半の「貯金」が後半の「借金」になりますからね。
朝日に見守られながら、まずは倉敷みなと大橋を駆け抜けます。
この時はまだ暑さもなく、海から吹き抜ける風が本当に心地よくて、「あぁ、走って良かった!」と全員のテンションが上がっていました。
水玉ブリッジラインを経由し、最初の目的地である沙美海水浴場を目指す道中、ちょっと寄り道をすることに。
「みんな、ここ寄っていこう!」と案内したのは、倉敷市指定の天然記念物『雨傘の松』。


「へぇー!こんな見事な場所があるんですね!」と驚き、喜んでくれる仲間の顔を見るだけで、プランナー冥利に尽きます。レースではない、マラニックだからこそできる自由な寄り道です。


そのまま美しい海沿いを気持ちよくクルージングし、沙美海水浴場へ到着!


目の前に広がる青い海。「ドボンしたい!」という誘惑が全員の頭をよぎりましたが……さすがに誰も飛び込まず(笑)。そりゃそうですよね、まだ先は長い!
容赦ない太陽と、最初のピンチ
しかし、ここから状況が一変します。時間が経つにつれて気温がグングンと上昇し、じわじわと体力が削られ始めました。


カブトガニ博物館到着!


次の目的地、笠岡ベイファームに到着!


楽しみにしていたポピー畑へ向かったのですが……なんと、時期が少し遅かったようでポピーは終わりかけの様子。


「うわ〜、ちょっと残念!」と苦笑いしつつ、しっかり給水と補給を済ませて、次の難所へ向かいます。
ここから先は、日差しを遮るものが一切ない「笠岡の干拓地」。


容赦なく照りつける太陽。ここで、ウルトラ初挑戦の清水さんの足が攣ってしまい、少しずつ遅れ始めました。
干拓地を命からがら抜け出し、飛び込んだコンビニで飲んだ冷え冷えのコーラと、体に染み渡るガリガリ君。あの美味さは、今思い出しても脳汁が出そうになります。




しかし、ウルトラの神様は甘くありません。
続いて現れた、工場地帯沿いの道路。WATARUは心の中でここを「薔薇(バラ)ロード」と(勝手に)呼んでいるのですが……ここがまあ、めちゃくちゃ長い!走っても走っても景色が変わらない地獄の直線です。
さっきまであんなに元気だったメンバーも、暑さと疲労で徐々にバテ始め、あからさまに口数が少なくなっていきます。重苦しい空気の中、こまめにコンビニ休憩を挟みながら、一歩一歩前へ進みました。
そして、福山城の手前、往路最後となるコンビニに到着したときのことです。


「WATARUさん、俺たちここでリタイアします……」
西谷さんと清水さんから、まさかのリタイア宣言!
清水さんだけでなく、あの王者の西谷さんまで足攣りにやられてしまったのです。
どうやら2人、福山駅前にある串カツ屋の看板が目に入り、心が完全にそっちへ引っ張られてしまった様子(笑)。でも、この猛暑の中、ここまで清水さんを支えながら並走してくれた西谷さんには感謝しかありません。
【折り返し】福山城到着!マックシェイクのご褒美と、2人きりの復路へ
西谷さん、清水さんと別れ、なんとか目的地の福山城に到着!


先に到着したWATARUと坂本さんは、後ろの2人が串カツの誘惑を振り切って(?)合流するまでの間、福山駅のマクドナルドへ直行。
マックシェイクタイム!!
火照った体に冷たいシェイクが染み渡り、最高に美味かった……!
その後、無事に全員が福山城のモニュメント前に大集結。みんなで最高の笑顔で記念撮影をパシャリ!




ここで西谷さんと清水さんとは本当にお別れです。
「本当に、俺のわがままな遊びに付き合ってくれてありがとう!!」と感謝を伝え、2人は串カツ(&ビール)の待つ駅へ。
さあ、ここからは折り返し。復路はWATARUと坂本さんの2人旅です。
女子王者の坂本さんは「行けるところまで行きます!!」と、まだまだ信じられないほど元気な笑顔。そのポジティブなオーラに、WATARUも大きな元気をもらいました。
安全第一の線路沿いルート、しかし爆弾が……
予告通り、復路は万が一のときを考えて、山陽本線の線路沿いを走るエスケープルートを選択。
ありがたいことに高架下が日陰になっていて、直射日光が遮られるだけで「なんて走りやすいんだ!」と感動しました。
なんとか東福山駅に到着。
隣を走る坂本さんに「坂本さん、まだ行けますか?」と尋ねると、さすがにかなりキツそうな表情。
次の「大門駅」までは、あと約3.6km。
駅前の自動販売機で冷たい水を買い、しっかりと休憩を取りながら作戦会議。


坂本さんの出した答えは……「Let’s go!」でした。
その強い気持ちに、WATARUも胸が熱くなります。
高架下の日陰を抜け、再び太陽の光を浴びながら大門駅へ向かって進みます。
「坂本さんをしっかり引っ張るぞ!」そう意気込んだ瞬間でした。
ピキッ……!
「うわ、嘘だろ……」
さっきまで絶好調だったはずのWATARUの太ももの内側が、ここにきて激しく攣り始めたのです。
まだ走行距離としては半分を過ぎたあたり。これから本当の地獄が始まるというのに、WATARUの足は悲鳴を上げ始めていました。


だましだまし走り、なんとか大門駅に到着。
「坂本さん、どうしますか?」と聞くと、彼女はこう言いました。
「次の駅(笠岡駅)までは、何キロありますか?」
大門駅から笠岡駅までは、約6.7km。駅と駅の間隔がかなり開く、ウルトラ後半の足にはあまりにも長い距離です。
「……ここで帰ります!」
坂本さんは直近に大事な本命レースを控えている身。
ここで無理をして故障するわけにはいきません。まさに賢明な判断でした。
「坂本さん、本当にありがとう! ここまで一緒に走ってくれて、どれだけ救われたか!」
駅のホームへ向かう彼女ついにWATARUは、完全な「ひとりぼっち」になりました。
寂しさと、足の痛みが、一気にWATARUを襲ってきます。
【復路】本当の勝負。一人きりの道中で燃え上がった「魂の願掛け」
坂本さんとお別れし、完全に一人きりになった瞬間、張り詰めていた緊張の糸がプツリと切れてしまったのかもしれません。
容赦なく照りつける強い日差しと、激しさを増す足の攣り。WATARUは走ることすらできなくなり、走っては歩き、歩いては走る、というもどかしい状態を繰り返していました。
重い足を一歩ずつ前に進めながら、広島と岡山の県境を越えます。
「キツいな……。でも、歩いてでも絶対に100kmを進みきってやる」
WATARUの心の中で、ある強い想いがフツフツと湧き上がっていました。
今回のチャレンジ。それは、去年のリベンという個人的な挑戦であると同時に、実はWATARUの中でもう一つの裏テーマがあったのです。
今、WATARUの大切なラン友であるアトムさんが、大好きなランニングができない状態で、病院で膝の骨切り手術をし懸命にリハビリを続けています。
「アトムさん、オレやったよ!!」
どうしても、その姿を見せたかった。
勝手な思い込みかもしれないけれど、「俺が今日、この足首の痛みに負けずに100kmを完走できたら、アトムさんの身体も絶対に良くなる! また一緒に走れる!!」
WATARUは心の中で、そう強く願掛けをしていました。
大好きなランニングができない仲間がいる。それに引き換え、WATARUはありがたいことに、こうして今、苦しくても自分の足で走れている。
「だったら、俺にリタイアなんて選択肢は絶対にない!!」
アトムさんの顔を思い浮かべると、折れそうだった心に再びカッと火がつきました。しかし、気持ちとは裏腹に、足攣りに加えて、ずっと爆弾を抱えていた左足首にも、じわじわと鋭い痛みが走り始めていました。
マックを裏切った男。丸亀製麺の「急カーブ」で奇跡の大復活!
笠岡駅を過ぎたあたりで、私の頭の中はある一つの欲望で支配されていました。
「確か、この先にマクドナルドがあったはずだ……!」
福山駅で飲んだあのマックシェイクの味が忘れられず、「絶対にマックに滑り込んで、爆喰いしてやる!」それだけを心の支えに、痛む足を前に進めました。
ついに見えた、お馴染みのマックの看板!
「よっしゃ、あと少し!」と歓喜したその瞬間、ふと横の景色が目に飛び込んできました。
そこにあったのは、『丸亀製麺』の看板。
そしてそこには、「半額」というあまりにも魅力的な二文字がデカデカと躍っていたのです。
「……っ!!」
その瞬間、WATARUの身体はマックを裏切り、丸亀製麺へと吸い込まれるように急カーブを切っていました(笑)。
あれだけマックマックと言っていたのに、この変わり身の早さ。でも、100km走る男の胃袋は、まだまだ健在だったのです。


なんと、「釜揚げうどん(並)」が半額で、驚きの190円!
席に座り、まずは冷たいお水をゴクゴクと一気に飲み干します。
そして、温かいつゆにうどんをくぐらせ、一気にすする!


「……美味すぎるっっっ!!!!」
出汁の旨味と塩分が、枯れ果てていた身体の隅々にまで染み渡っていきます。あの時の「マックからの急カーブ」は、我がランニング人生の中でも大正解のルート変更でした。
うどんパワー、恐るべしです。
炭水化物と水分、そして座って足を休めたことで、お店を出る頃にはエネルギーが満タンにチャージされ、めちゃくちゃ元気に復活!
「よし、これならいけるぞ!」と再び力強く走り出しました。
……が、そこはウルトラの道のり。わずか2kmほど走ったところで、あっさりと足がピキッと大破(笑)。
再び走ったり歩いたりの状態に逆戻りです。「まあ、そんなに甘くはないよな〜」と、誰もいない道で一人で苦笑いしてしまいました。
ついに足が止まる。80kmの限界と、90kmの「奇跡のサプライズ」
走行距離が80kmを過ぎた頃、ついに左足首の痛みが限界に達しました。
もう「走れない」というより、これ以上酷くしないために「走らない」という選択へ。
「とにかく、残りの20kmは何が何でも、歩いてでも進みきる」
ここからは、精神力だけの戦いです。
あまりの暑さに、コンビニや自動販売機を見つけては立ち止まり、水分を補給する日々。この時に飲んだ「マウンテンデュー」の喉越しと美味さは、今でもハッキリと覚えているほど格別でした。
一歩、また一歩。トボトボと歩みを進め、ついに90kmを過ぎた時のことです。
スマートフォンの画面が光り、ラン友のkuroさんからLINEが入っていました。
『もう100km行きましたか? あと少し頑張って下さい!!』
「ありがとう、kuroさん。あと少し頑張るよ」と心の中で呟いた、その直後でした。
「WATARUさんーーー!!!」
目の前に現れたのは、なんと、ウェア姿のkuroさん本人!!!
「えっ……!? えええ!?」
目を疑いました。まさか、朝あんなに早く応援に来てくれたkuroさんが、夕方のこの時間帯に、今度は本当に「応援ラン」としてWATARUの前に現れてくれたのです。
感激のあまり、不覚にも涙がこぼれそうになりました。


せっかく応援ランに来てくれたのに、情けないことにWATARUはもう走ることができません。
申し訳なさそうにするWATARUに、kuroさんは最高の笑顔でこう言ってくれました。
「WATARUさん、無理しないで! 歩いてでも100km行きましょう!」
そう言って、kuroさんはWATARUのトボトボとした歩調に合わせ、優しく隣を一緒に歩いてくれたのです。
一人ぼっちの地獄が一転、最高のロードに変わりました。
玉島ブリッジラインを越え、さらに大通りまで一緒に歩いてくれたkuroさんは、最後にWATARUの背中をポンと押すかのように
「ラスト3.5km、楽しんできてください!」
kuroさん、朝と夕方のダブルサプライズ、本当に、本当にありがとうございました。どれだけ救われたか言葉になりません。
残り、あと3キロ。
「ここまでやってきたな、やっと帰ってきた」という安堵と嬉しい気持ち。
それと同時に、「ああ、この濃密な旅も、もう終わってしまうんだな……」という、ウルトラ特有の少し寂しい思いが胸の中で入り混じりながら、WATARUは我が家への最後の直線を一歩ずつ踏みしめていきました。
【ゴール】ついに我が家へ100km達成!自己満足の先にある「誰かのためのラン」
一歩、また一歩。ついにその瞬間が訪れました。
ガーミンウォッチの距離表示が「100.00km」を刻む。
WATARUの足が、ついに止まりました。
勝手にチャレンジ!福山城往復100km、無事に達成です!!!
胸の中に、じわじわと大きな安堵感と、やりきった達成感が入り混じって込み上げてきました。
公式レースではない、自分で勝手に決めて走った100km。
しかし、今回のチャレンジは、これまでのどんなレースとも違っていました。
昨年、左足首を痛めて『えびすだいこく100km』でリタイアし、その後の『おかやまマラソン』でもリタイア。
何一つ完走できずに苦しみ、悔し涙を流した1年間。
でも、WATARUは行動で証明したかった。
「めちゃくちゃ苦しんだけど、楽しみながら、こうしてまた100km走って復活できたよ!」という姿を。
そして何より、今現在、走れずに病院で懸命にリハビリを続けているラン友・アトムさんへ。
「オレ、諦めずにやりきったよ!」というエールを、勝手な応援願掛けランとして届けたかったのです。
客観的に見れば、ただの勝手な自己満足かもしれません。でも、このWATARUの100kmの軌跡を見て、アトムさんや、今まさに故障中で走れずに苦しんでいるランナーの皆さんの心が、少しでも前を向き、励みになってくれたら……これ以上嬉しいことはありません。
ゴール直後、まさかの大ハプニング!?
そして、今回「勝手にチャレンジ」をして、最高に良かったなと思ったポイントがもう一つあります。
それは、「ゴールが我が家」だということ!
「ただいまー!」の扉を開ければ、そこには温かく迎えてくれる家族の笑顔。そして、何よりありがたいのが、そのままお風呂へ直行できることです。
ウルトラランナーの鉄則、それは終わった直後の徹底的なセルフケア。
WATARUはすぐにお風呂へドボンと飛び込み、痛む足に冷たいシャワーを当ててアイシングを開始。火照った身体を中からも外からも冷やそうと、冷たい氷水をゴクゴクと勢いよく飲み干しました。
……と、その直後です。
ガタガタガタガタッ……!!!
「えっ、うそ、何これ……!?」
お風呂の中で、突然、身体が激しく震え始めたのです!
一気に中からも外からも冷やしすぎたのが原因でしょうか、自分では止められないほどの猛烈な震えに襲われ、本当にビックリしました(笑)。
皆さんは100km走った後、急激に冷やしすぎないようにくれぐれも気をつけてくださいね!(幸い、身体をしっかりと拭いて少し休んだら、すぐに震えは収まりました)。
その後は、驚くほど胃袋が元気なままで、用意してもらった夕ご飯をモリモリと美味しくたくさん平らげました。
最後までタフに動いてくれた自分の胃袋、本当にありがとう!
【まとめ】終わってみればすべてが「楽しい」に変わる。それが勝手チャレンジの醍醐味!
実は今回のチャレンジ、自分の中では「13時間切り」を目標タイムとして掲げていました。
でも、途中でそんな数字はどうでもよくなりました。
大好きなラン友さんたちと集まり、ワイワイと楽しくマラニック気分で絶景を走り、途中で寄り道をしたり、マックを裏切って丸亀製麺に急カーブしたり、kuroさんのサプライズに涙したり……。
「レースじゃないんだから、楽しまなきゃ損じゃないか!」
途中から、心からそう思えたのです。
走っている最中は、足が攣って地獄だったり、左足首が痛くて歩くしかおれなかったり、本当にきつくて苦しい時間がたくさんあります。
でも、不思議なことに、終わってみればその苦しさも含めて「全部楽しい思い出」に変わってしまう。
そして気がつけば、「次はどこへ走ろうか? また走りたいな!」と考えている自分がいるのです。
これが「勝手にチャレンジ」の、底知れない醍醐味です。
もうすぐ55歳を迎えるWATARUですが、この年齢になっても、仲間と全力で笑い、泣き、泥臭く挑戦して、魂が震えるような経験ができる。
ランニングに出会えて、本当に幸せだなと心の底から実感しています。
最後に:読者の皆さんへ
大会の中止や、予期せぬケガ。ランナー人生には、思い通りにいかない壁が何度も立ちはだかります。
でも、レースがなくても、走りたい道はいつでも目の前に広がっています。
皆さんも、お気に入りのギアを背負って、身近なランドマークや「あそこまで走ってみたい!」と思う場所へ、自分だけの『勝手に往復マラニック』、計画してみませんか?
一歩踏み出した先には、公式レース以上の濃厚なドラマと、最高の自由が待っていますよ!
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
皆さんのランニングライフが、もっと自由で、もっと楽しいものになりますように!
それでは、また次回のブログでお会いしましょう!ナイスラン!
WATARU



